成立したソビエト政権と反ソビエト派諸勢力との間で戦われた内戦のなかで、内戦と一体となって行われた外国軍による対ソビエト政権軍事干渉戦争(1918~20)。
対ソ干渉戦争ともいう。
十月革命によってソビエト政権が首都ペトログラード(現サンクト・ペテルブルグ)に成立したのち、ペトログラードやモスクワでの一時的な武装闘争を除けば、ロシア中央部におけるソビエト権力の樹立はほぼ平和裏に行われた。
これに反し、革命を逃れた旧軍人や反革命派が集まったのは、旧ロシア帝国周辺の諸民族地域である。
すでに1918年1月には、ドンやクバンでソビエト軍部隊とコルニーロフらの「義勇軍」との間で戦闘が始まっている。1
8年3月のブレスト・リトフスク条約で旧ロシア西部地域を占領下に置いたドイツ軍は、4月、ウクライナの民族主義的政権を利用して、ここにスコロパツキーを首班とする傀儡(かいらい)政権をつくった。